歯の保存方法 【歯科の豆知識】

本日は『 歯の保存方法 』についての情報をお届けします。

 

こんにちは!

宇都宮市 馬場通りの歯医者

ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニック 梅原です。

 

本日5月4日は” みどりの日 ” 「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」日です。

調べてみると元々は4月29日だったようですね。4月29日を昭和の日としたことで、2007年から5月4日に移動されたとのことです。

全国的に晴れて、過ごしやすい1日となりそうですね!

 

さて本日は『 歯の保存方法 』についてのお話です!

歯の保存方法

人とぶつかった、スポーツをしていて など、思わぬ事故で歯が抜けてしまうことがあります。

歯を元に戻すために何より大切なのは”歯を乾燥させず、いかに早く戻すか”ということ。

覚えておいて必ず役立つ「歯の保存方法」についてご紹介します。

 

保存のPOINT

抜けた歯は根っこを触らないようにして持ちます。歯根には歯と骨をつなぐ”歯根膜”がついているので、

絶対にティッシュでくるんだり、布で拭いたりしないこと。

歯根膜が生きていれば、歯が元に戻る可能性が広がります。そしてできれば30分以内に歯科医院に行きましょう。

 

すぐに歯医者に行けないときは?

どうしてもすぐに歯医者に行けない場合は、実は私たちのごく身近な飲み物で、とても優秀な役割を果たしてくれるものがあります。それは『牛乳』です!

 

歯の保存可能時間

乾   燥  30分

精 製 水  30分

だ   液  1時間

生理食塩水  1~2時間

牛   乳  6時間

歯の保存液  24時間

上記は抜けてしまった歯の保存可能時間の目安です。冷たい牛乳に浸しておけば6時間程度は保存することが可能と考えられています。また学校では専用の「歯の保存液」が備えている場合があるので、まずは保健室に行って確認してみましょう。これらが無い場合は、口の中の頬と歯ぐきの間に歯を保存しておくことも有効です。

 

注意!

水道水で長時間洗うと、歯根膜が死んでしまい再植できなくなってしまいます!

洗い流す場合には、長くても数十秒程度にしましょう。

お口の中の出血は、軽くうがいしてからガーゼなどで止血しましょう。

歯が元に戻る確率は時間が経つほどに低くなります。

慌てず、適切な処置をした歯を持って、可能な限り30分以内に歯科医院を受診してください。

 

ゴリデンタルクリニック

ゴリデンタルクリニックでは完全予約制で治療を行っておりますが、緊急の対応も行っております。予約の患者様との兼ね合いもあり状況によって対応は変わって参りますが、何かお困りなことがありましたらまずは一本お電話ください。状況をお伺いし適宜対応させて頂きますので、歯を守るためにも早めのお電話をお願い致します!