アマルガム 【歯の豆知識】

本日は『 アマルガム 』についての情報をお届けします。

 

こんにちは。

宇都宮市 馬場通りの歯医者

ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニック 梅原です。

本日 7月30日 は、”梅干しの日”

梅干しは健康に良いとされ、ある伝承によると「梅干しを食べると難が去る」と言われていることから「なん(7)がさ(3)る(0)」の語呂にちなんで記念日に制定。今の時期、疲れたときに梅干しを食べるのも、体力回復に効果的かもしれませんね!

 

さて本日は『 アマルガム 』についてのお話です。

アマルガム

みなさんはアマルガムという言葉を聞いたことがあるでしょうか?アマルガムとは、歯を削った部分に詰めるための水銀を含んだ金属です。歴史が古い材料ですが、アマルガムが身体に及ぼす危険性も数多く指摘されており、現在ではほとんどの歯科医院で使われていません。

 

健康保険が使える

実はこのアマルガム、健康保険での利用が認められている材料なんです。つまり健康制度上「人体に影響がないもの」という認識です。しかし、海外では既に使用が禁止されているところも多く、その国々によって見解が異なる材料と言えます。また、CRと呼ばれるプラスチックをはじめ、アマルガム程健康被害の出ない材料も存在することから、あえてリスクの高い材料を使用する必要性が無くなっています。

 

皮膚への影響

アマルガムはお口の中で溶けやすいとされており、有害な水銀が少しずつ身体に取り込まれていきます。すると、体全体が拒絶反応を起こし、アトピー性皮膚炎や手足に水泡上の湿疹があらわれる掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)になることがあります。

アマルガム≪ 掌蹠膿疱症 ≫

その他の影響

水銀はとても毒性が高いため、もし身体に取り込まれてしまうと、皮膚以外にも身体全体にさまざまな症状を引き起こします。主に頭痛、めまい、疲労感など、神経系の症状が多数報告されています。

 

ゴリデンタルクリニック

つめものの一種として存在するアマルガム。当院に来られる患者さんの中にもこの金属が入っている方もおり珍しいものではありません。人体に元々ない金属が入るだけでもさまざまなリスクが考えられる中、さらに危険度が高い水銀を使用しているとなれば、健康リスクが高いことは想像できるのではないでしょうか?

ゴリデンタルクリニックでは、アマルガムはもちろん各種金属を、人体に影響のないセラミック素材へ治療し直すことをご提案しております。お口元だけでなく、将来の健康も一緒に考えて参りましょう!