二次むし歯(かぶせもの) 【歯の豆知識】

本日は『 二次むし歯(かぶせもの) 』についての情報をお届けします。

 

こんにちは。

宇都宮市 馬場通りの歯医者

ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニック 梅原です。

 

本日 7月29日 は、”七福神の日”

「しち(7)ふ(2)く(9)」の語呂にちなんで制定。七福神は、恵比寿(商売繁盛・五穀豊穣)、大黒天(食物・財福)、毘沙門天(福徳増進)、弁財天(音楽・弁才・知恵)、福禄寿(長寿・福禄)、寿老人(長寿)、布袋(財福)の七柱神様で、それぞれの福をもたらすとされています。そんな今日、みなさんに良いことが起こりますよーに!

 

さて本日は『 二次むし歯(かぶせもの) 』についてのお話です。

二次むし歯(かぶせもの)

「かぶせもの」も、前回の記事「つめもの」と同様、治療したからと言って安心というわけではありません!「かぶせもの」をしたところも、様々な理由により再びむし歯になってしまうリスクが大変高いのです。こうしてできたむし歯を「二次むし歯」と言います。

 

ぴったり合わせにくい

「かぶせもの」はできるだけ歯と境目に段差や隙間ができないよう、丁寧に製作されます。しかし長年の使用などにより、どうしてもミクロン単位での段差や隙間ができてしまい、この隙間に歯垢(プラーク)が溜まり二次むし歯の原因となります。

二次むし歯(かぶせもの)

そもそもむし歯になりやすいところ

一度むし歯になったということは、その部分が元々危険な部分であると言えます。例えば、むし歯の原因となる歯垢が溜まりやすかったり、ブラッシングしにくかったりする部分であることが多く、再度むし歯になってしまう可能性が高くなります。

二次むし歯(かぶせもの)

接着剤が少しずつ溶けていく

「かぶせもの」は、特殊な接着剤でしっかり接着されています。この接着剤はそれ自体が隙間を埋める効果も持っていますが、お口の中で長年使用していると接着剤が少しずつ溶けてしまいます。そこに隙間ができ、歯垢が溜まって二次むし歯になってしまいます。

二次むし歯(かぶせもの)

ゴリデンタルクリニック

「つめもの」と同様、「かぶせもの」ももう一度むし歯になるリスクがあります。かぶせものをしなくてはいけなくなった場合、土台の素材やかぶせもの自体の素材を、少しでも長く使用できるものを選択することが大切です。かぶせものが変わると接着剤の種類も変わってくるため、今後のお口元を考えた選択が必要です。ゴリデンタルクリニックでは選択肢があることに加え、カウンセリングを通して相談して決めていきますので、安心してご来院ください!