二次むし歯(つめもの) 【歯の豆知識】

本日は『 二次むし歯(つめもの) 』についての情報をお届けします。

 

こんにちは。

宇都宮市 馬場通りの歯医者

ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニック 梅原です。

 

本日 7月27日 は、”スイカの日”

スイカは夏の果物を代表する「横綱」とされていることとスイカの縞模様を網に見立て、「夏の横綱(な(7)つのよこづ(2)な(7))」の語呂合わせから制定。スイカは室町時代以降に中国から伝わったとされており、「西瓜」という当て字は”中国の西方から伝来した瓜”という中国語に由来しているそう。加えて果肉の90%以上が水分であることから、英語ではwater melonと呼ばれているそうです。これまでも語呂合わせはありましたが、今回はちょっと無理矢理感がありますね~ でも梅雨明けも近付き、スイカが楽しみな時期になってきたことは間違いないですね!

 

さて本日は『 二次むし歯(つめもの) 』についてのお話です。

二次むし歯(つめもの)

むし歯になってしまった場合、「つめもの」などを製作して歯を元の形にします。しかし、むし歯は治療したからといって「もう安心!」というわけではありません。実は、むし歯は治療した箇所こそ注意が必要。なぜなら、「つめもの」をしたところは、様々な理由により再びむし歯になってしまうリスクが大変高いのです。こうしてできてしまうむし歯を「二次むし歯」と言います。

 

つめものは形がとても複雑

歯はとても複雑な形をしています。もちろん、つめものを製作する際には、できる限りぴったりと隙間が少なくなるように製作します。しかし、つめものは複雑な形状になりやすいため、完全に隙間を失くすことは非常に困難。さらに、長年の使用による擦り減りなどによって、少しずつ段差や隙間ができてしまいます。こうした隙間にむし歯菌が入り込むことにより、二次むし歯となってしまいます。

二次むし歯(つめもの)

そもそもむし歯になりやすいところ

一度治療したということは、その部分が元々むし歯になりやすいところであると言えます。例えば、むし歯の原因となる歯垢(=プラーク)が溜まりやすかったり、あるいはブラッシングしにくい部分であることが多く、再度むし歯になってしまう可能性が高くなります。

二次むし歯(つめもの)

接着剤が少しずつ溶けていく

つめものは、特殊な接着剤でしっかり接着されています。この接着剤はそれ自体が隙間を埋める効果も持っていますが、お口の中で長年使用しているとどうしても接着剤が少しずつ溶けてしまいます。そこに隙間ができ、歯垢が溜まって二次むし歯になってしまいます。

二次むし歯(つめもの)

ゴリデンタルクリニック

むし歯は放置していて治るものではないため、つめものを製作することとなります。歯を削って形を整えてつめものを製作するため、二次むし歯を繰り返すと削れるご自身の歯が無くなってしまいます。むし歯ができたからまたつめものをすれば良いという考えには、限界があるということです。つめものによる二次むし歯の原因は、長年の使用による隙間です。ゴリデンタルクリニックでは金属のほか、汚れが吸着しにくく、コンピューターを使用して高精度での製作を可能としたつめものの素材を取り扱っています。二次むし歯を防ぐためにも、より良い素材をご選択されることをオススメ致します。気になる方はぜひ、ご連絡ください!