本日は『 肺炎と歯科 』についての情報をお届けします。
こんにちは!
宇都宮市 馬場通りの歯医者
ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニック 梅原です。
本日5月7日は、日本で初めて「博士号」が授与された日だそうです!
その日はなんと130年前の明治時代!今では馴染みのある博士号ですが、歴史を感じますね。
またゴリデンタルクリニックでは本日より診療を開始致しました。
長いお休みを頂き、ありがとうございます!
さて本日は『 肺炎と歯科 』についてのお話です!
肺炎と歯科
日本人の死亡原因は、1位がガン、2位が心疾患、3位が肺炎です。
肺炎での死亡者の9割以上は65歳以上であり、
さらには高齢者の肺炎の7割以上は「誤嚥性肺炎」です。
高齢者・要介護者は必ず受けてほしい”プロフェッショナルケア”
高齢者は飲み込む力や咳き込む力が弱くなるため、
誤ってだ液や食べ物などが気管に入ることがあります。
その時、肺炎を引き起こす口腔内の細菌も一緒に入り、誤嚥性肺炎を引き起こすのです。
そこで大切になるのが、口腔ケアです。細菌をできるだけ減らすことことが重要です。
老人ホームで歯科医師や歯科衛生士による口腔ケアを積極的に行ったところ、
肺炎の発症数が4割減り、肺炎による死亡に至っては半分に減ったという調査報告もあります。
より丁寧なセルフケア
口腔ケアの基本は、まずはご家庭でのセルフケアです。まずは一度歯科医院で「歯磨き指導」を受けてみてください。
今のケア方法が十分かつ適切かどうかや、ブラッシング方法や歯間ブラシ、フロスの利用などについて
改めて確認することで、より清潔で安全なお口の環境を実現できます。
プロフェッショナルケアは必須
もう一つ重要なのは、歯科医師や歯科衛生士によるプロフェッショナルケアを受けて頂くことです。
細菌の膜であるバイオフィルムや最近の温床となる歯石は、どんな丁寧にセルフケアをしても
できてしまい、歯科でしか除去できません。
外出が困難な方も、訪問歯科などを活用して積極的にプロのケアを受けてください。
ゴリデンタルクリニック
高齢者の方にとって、お口のケアはより命に関わるとても大切なものです。
実は、歯だけでなく、舌や口腔粘膜のお手入れが必要な方もたくさんいらっしゃいます。
定期的にゴリデンタルクリニックを活用頂き、ご自身での日頃のケアの確認と
プロによるケアを受けて頂くことを強くお勧めいたします。