本日は『 歯周ポケット 』についての情報をお届けします。
こんにちは。
宇都宮市 馬場通りの歯医者
ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニック 梅原です。
本日 7月5日 は、”江戸切子の日”
江戸切子の文様の一つにある「魚子(ななこ)」から、語呂にちなんで制定。見た目の清涼さから、夏に向けて江戸切子のアピールも併せて行われるそうです!まだ梅雨時期でジメジメする天気が続いていますが、夏はこれからが本番!また猛暑が来ると予測されていることから、江戸切子のグラスのように見た目から涼を求めてもいいかもしれませんね!
さて本日は『 歯周ポケット 』についてのお話です。
歯周ポケット
みなさんは「歯周ポケット」という言葉を聞いたことがありますか?歯周ポケットは歯周病を知るうえで欠かせないキーワードです!図のような、「歯と歯肉の境目」のことを言います。このポケットの中に細菌の塊であるプラーク(=歯垢)が溜まったり、歯石ができたりすることで歯周病が進行していきます。
歯周病が進行するとポケットが深くなる!?
実は歯周ポケットは単に歯垢や歯石ができる溝というだけでなく、その深さを測ることで歯周病の進行度合いを知ることができます。歯周病は歯周ポケットに入り込んだ歯垢に生息する歯周病菌がポケットの奥へ奥へと歯と歯肉をはがしながら進んでいきます。
初期段階では歯肉の炎症を引き起こしますが、ポケット深くに進行するにしたがって、歯を支えている骨(歯槽骨:しそうこつ)も溶かし始めます。そして最後には歯が抜けてしまう病気です。
歯周ポケットの深さの判断
先日の記事では歯周病の軽度~重度までの主な症状をお伝え致しました。見た目による判断はもちろん、上記に記載した通り歯周ポケットの深さによっても客観的に歯周病の進行状態を知ることができます。
ポケットの深さを測る器具
みなさんは歯医者さんに行かれた時、チクチクする検査を受けたことはありませんか?その検査の正体が、ここでご紹介している歯周病の検査です。歯周ポケットの深さを測る「プローブ」と呼ばれる器具を使って検査を行っています。今のお口の中の状態を知るために大変重要な検査ですので、その結果もしっかり聞いて治療していきましょう!
ゴリデンタルクリニック
少し専門用語が多かったかもしれませんね。皆さんに知って頂きたいのは、歯周病は細菌が原因であること。その細菌が歯と歯茎の間(=歯周ポケット)に入り込むことで、歯と歯肉をはがしたり、歯を支えている骨を溶かしたりすることです。細菌を定期的に取り除くことが大切ですので、ゴリデンタルクリニックへ定期的に受診されることをオススメ致します!