メタボ の怖さ 【歯の豆知識】

本日は『 メタボ の怖さ 』についての情報をお届けします。

 

こんにちは!

宇都宮市 馬場通りの歯医者

ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニック 梅原です。

昨日5月12日は、” 母の日 ” でしたね!

大切な方へ、日頃なかなか伝えられない感謝の気持ちを伝えるのには、

こういった日があると伝えるきっかけになっていいですよね。

 

さて本日は『 メタボ の怖さ 』についてのお話です!

メタボ

「最近おなかが出てきちゃって…」と、鏡を見てはため息をついている方も多いのではないでしょうか。

メタボリックシンドローム(以下、メタボ)の判断基準はきちんと決まっており、

日本では以下の通りとなっております。

 

※メタボの基準

ウエスト周囲径が基準値(男性85cm、女性90cm)を超え、かつ

「高血糖、高血圧、脂質異常症(高脂血症)」のうち、2つ以上が当てはまる場合

 

メタボを放っておくと、動脈硬化が進んで血流が悪くなり脳血管疾患・心血管疾患・糖尿病など、

命に関わる病気のリスクが高まります。

実際に、肥満・高血圧・糖尿病・脂質異常症(高脂血症)のうち、

いずれか1つを持つ方は何も持たない方に比べて心疾患になる危険性が5倍であり、

3~4つ持つ方は、その危険性が36倍にも跳ね上がるという研究結果があります。

一石二鳥!歯周病予防=メタボを解消!

実は歯周病を予防することは、メタボを防ぐことにも繋がります。

その方法は実に単純明快。「良く噛んで食べること!」

良く噛むとだ液がたくさん出て、食べカスが歯に付きにくくなり、歯周病予防になります。

さらに良く噛むことによって脳内の「満腹中枢を刺激してエネルギーを消費させる物質(神経ヒスタミン)」

が活性化されメタボ予防に!

よく「ひと口につき、30回噛みましょう」と言いますが、これはきちんと意味があるのです!

 

歯周病予防が全身疾患に関係!?

近年、口腔内の小さな傷から血管内に入り込んだ歯周病菌が、

様々な全身疾患に関係していることが分かってきました。

その中にはメタボのリスクとして挙げた心・脳血管疾患や糖尿病なども含まれます。

さらにその歯周病が糖尿病を悪化させる…という負のスパイラルに陥ります!

動脈硬化を起こしている血管から歯周病菌が見つかった、という報告もされています。

 

ゴリデンタルクリニック

歯周病30代以上で8割が掛かっているとされる、痛み無く進行する怖い病気です。

歯周病は「菌(=汚れ)」と「力(=かみ合わせ)」に起因するとされ、

噛んだ時や何もしていなくても痛い、歯磨きをしていて出血するという方は

歯周病が相当進行しているサインです。

ゴリデンタルクリニック では、一般、小児、口腔外科、ホワイトニングなど多くの診療科目

を扱っておりますが、全て歯周病の改善歯周病にならないよう健康な状態を維持するため

に必要と考え、治療並びに施術を行っております。

本記事にもあるように、歯周病は全身疾患のリスクを増大させます。

栄養を取り込む唯一の入り口「お口元」の健康を、一緒に守っていきましょう!