歯肉炎と歯周炎 【歯の豆知識】

本日は『 歯肉炎と歯周炎 』についての情報をお届けします。

 

こんにちは。

宇都宮市 馬場通りの歯医者

ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニック 梅原です。

 

本日 7月8日 は、”なはの日”

那覇(7、8)の語呂にちなんで制定。当初はラジオ番組でリスナーが言い始めたそうで、のちに沖縄県那覇市が市の記念日として再制定した経緯があるそうです。これから夏休みにも入るので、今の季節の沖縄はちょうどいいかもしれませんね!

 

さて本日は『 歯肉炎と歯周炎 』についてのお話です。

歯肉炎と歯周炎

歯周病は、” 歯肉炎 → 歯周炎 ”と進んでいき、最終的に歯が抜けてしまいます。歯は図のように「歯槽骨(しそうこつ)」と呼ばれる歯に支えられており、その周りをやわらかい「歯肉」が覆っています。

歯肉炎と歯周炎

 

歯肉炎

歯石ができると細菌がどんどん繁殖しますが、やがて細菌は毒素を出して歯肉を侵し始めます。すると、歯肉が炎症を起こし、赤くなったり腫れぼったくなったりします。これが「歯肉炎」です。歯肉炎は歯周病の初期段階に表れる症状ですが、自覚症状が少ない場合が多く、気付かずに放置しておくと、やがて「歯周炎」へと進行していきます。

歯肉炎

歯周炎

歯肉が炎症を起こすと、歯から歯肉がはがれていき、その中にさらに細菌が入り込んで、歯の根の方へとどんどん進行していきます。そして、やがて歯を支える骨である「歯槽骨(しそうこつ)」まで到達し、これを溶かし始めます。これが「歯周炎」です。歯周炎が進行していくと、最終的に歯が抜け落ちてしまいます。
歯周炎

ゴリデンタルクリニック

歯周病は自覚症状が無い分、歯ぐきの状態から歯周病の進行度合いを診ております。毎日食事をする以上、歯周病に絶対なっていないと言い切ることはできません。一方で歯周病によって一度溶けた骨は、特殊な手術を受けない限り元に戻ることもない病気です。溶けたら溶けたままということです。歯周病をこれ以上進ませないためにも、ゴリデンタルクリニックでは一人ひとりのお口元や歯磨きの習慣から、歯磨き指導、ケアグッズの提案をしております。またむし歯や痛みなどの諸症状が無かったとしても、専門的な器具、技術を用いらないと取れない汚れはお口の中で蓄積されています。早期発見のために、定期検診を受けて頂くことは非常に効果的です!