本日は『 骨吸収 (こつきゅうしゅう)』についての情報をお届けします。
こんにちは。
宇都宮市 馬場通りの歯医者
ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニック 梅原です。
本日 7月9日 は、”ジェットコースターの日”
1955年に開園した「後楽園ゆうえんち」に、日本初の本格的なジェットコースターが設置されたことを受けて制定。今では遊園地には当たり前な施設の一つですが、意外と昔から?あるものなんですね!冬はちょっと風が冷たいですが、夏には風を切って走るジェットコースターで楽しむのもいいですね!
さて本日は『 骨吸収 』についてのお話です。
骨吸収
歯は下の図のように「歯槽骨(しそうこつ)」と呼ばれる骨で支えられています。この「歯槽骨」がさまざまな理由で溶けてしまうことがあり、放っておくといずれ歯が抜けてしまうことになります。このように歯槽骨が溶けることを「骨吸収」といいます。その代表的な原因が歯周病です。
歯周病菌が歯槽骨を溶かす
これまでも記事に書いてきましたが、歯垢(プラーク)はただの食べかすではなく、実は写真のような細菌の塊です。
わずか1ミリグラム(1グラムの1,000分の1)のプラークには、10億もの細菌がいると言われています。実はこの細菌こそが歯周病の原因であり、下の図のように自覚症状が無いまま少しずつ歯槽骨を溶かしていきます。
歯垢=10億もの細菌の塊!
歯が長くなる!?
歯槽骨が溶けてくると、図のように周りの歯肉も段々減っていきます。すると写真のように、まるで歯が伸びたように見えてしまいます。
歯が伸びたのではなく、骨が下がっています!
対処法
まず覚えておきたいことは、歯周病が進行して骨が溶けてしまうと元に戻ることがないということです。進行を食い止めるため、そして歯周病予防のためには、歯磨きで歯垢(プラーク)をしっかり取り除き、さらに細菌の棲み処である歯石をしっかり取り除くことが大切です。
ゴリデンタルクリニック
「歯」は「歯槽骨」によって支えられています。歯そのものを大切にすることはもちろん、この歯を支える骨も同じくらいケアしていく必要があります。細菌の集まりである歯垢、細菌の棲み処となる歯石をしっかり取り除くことが非常に大切です。日頃行う歯ブラシに関しても、毛先の当て方や今のお口の状態に合った歯磨き粉など、正しいケアをしているかも重要です。ゴリデンタルクリニックでは歯科医院でのケアはもちろん、セルフケアを重要視しておりますので、ご来院の際にはお一人おひとりに合ったケアグッズをご提案いたします。