歯周病の進行と症状 【歯の豆知識】

本日は『 歯周病の進行と症状 』についての情報をお届けします。

 

こんにちは。

宇都宮市 馬場通りの歯医者

ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニック 梅原です。

 

本日 7月3日 は、”ソフトクリームの日”

1951年、米軍主催のアメリカ独立記念日を祝うカーニバルが明治神宮外苑で行われ、その中でソフトクリームが販売されました。この時が、日本の一般人が初めてソフトクリームを食べたとされていることにちなんで制定。今では当たり前ですが、持ち手のコーンも全部食べられることが当時は大きな話題を呼び、有名百貨店や多くの喫茶店でも続々と販売されるようになったそうです!ソフトクリームはむし歯のリスクがとても高い食べ物ですが、暑い日は食べたくなりますよね。食べたら歯磨き!をしっかり守って、美味しく健康に過ごしましょう!

 

さて、本日は『 歯周病の進行と症状 』についてのお話です!

歯周病の進行と症状

これまで何度も記事に取り上げた通り、歯周病とは写真のような「細菌」が引き起こす病気です。歯は歯槽骨という骨に支えられていますが、歯周病菌と呼ばれる細菌がこの骨を溶かしていき、最終的には歯が抜けてしまいます。この歯周病には、皆さんが知らない様々なリスクがあります。

最も怖い特徴は、自覚症状が少ないこと。そのせいで、「成人の80%は歯周病と言われています。歯周病はいきなりかかるものではなく、長い期間を掛けて少しずつ進んでいく病気です。初期段階では自覚症状が無く、”歯周病かも”と気付くころにはかなり進行した状態になっていることが少なくありません。

 

歯周病の進行と自覚症状

※段階表記は便宜的に示しております。

第一段階(軽度)

ほとんど自覚はありませんが、既にたくさんの歯周病菌がお口の中に存在しています。少しずつ歯石ができはじめる段階です。

歯周病の進行と症状

 

第二段階(低中度)

さほど自覚はなく、疲れたときに歯肉が腫れたり多少出血する程度。しかし、歯の表面を中心に歯石がみられ、確実に進行し始めています。この歯石がバリアになり、歯周病菌の繁殖をさらに加速させます。

歯周病の進行と症状

 

第三段階(高中度)

出血する頻度も高くなり、慢性的に歯ぐきが腫れたようになります。場合によって歯が少しぐらぐらするなど、確実に歯を支えている骨も溶け始めています。歯石は歯の表面だけでなく歯ぐきの中にもついています。

歯周病の進行と症状

 

第四段階(重度)

物を食べると歯が痛むまでに進行しています。左右だけでなく上下にも歯が動き出します。歯を支える骨もかなり溶けてしまっており、膿が出ることも。この段階まで進むと、歯を抜くリスクが非常に高まります。

歯周病の進行と症状

 

ゴリデンタルクリニック

歯周病は本当に怖い病気です。むし歯や小児歯科はもちろん、インプラントや矯正、審美歯科やホワイトニングなど、多岐に渡る診療科目を行うゴリデンタルクリニックにおいて、これだけ歯周病に関する記事を上げていることで、そのリスクが皆様に伝わればと考えております。ゴリデンタルクリニックでは歯周病治療を最重要項目と考え、みなさまの歯一本一本を守るにはどうするかを提案して参ります。もちろん、普段のセルフケアも重要です!私たちも皆様も、お口元の健康のためにともにがんばっていきましょう!