歯周病の基礎知識 【歯の豆知識】

本日は『 歯周病の基礎知識 』についての情報をお届けします。

 

こんにちは。

宇都宮市 馬場通りの歯医者

ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニック 梅原です。

 

本日 7月19日 は、”二千円紙幣が発行された日”

2000年、日本銀行が発券する「二千円紙幣」が発行されました。表面に守礼門、裏面に源氏物語絵巻(第38帖「鈴虫」)の絵図で、光源氏と冷泉院および詞書(ことばがき)が、また作者の紫式部の肖像が描かれています。自動販売機で使用できないことも多く、現在では流通のみで新券の発行はされておりません。最近では二千円紙幣を知らない人もいるようで、偽札騒ぎになったことがニュースになっていました。記念に持っておくぐらいがちょうどいいかもしれませんね。

 

さて本日は『 歯周病の基礎知識 』についてのお話です。

これまで歯周病について多くの記事をUPしてきましたが、原点に戻って復習していきましょう!

歯周病の基礎知識

歯周病の基礎知識

お口の2大疾患と言えば「むし歯」「歯周病」。むし歯は比較的馴染みがある疾患かもしれませんが、歯周病となるとそのリスクをあまり知らない方が多いのが現実です。大切なポイントを簡単にまとめたので、もう一度見直していきましょう!

 

歯周病は最終的にどうなる?

初期段階では歯ぐきの出血腫れといった軽い症状ですが、最終的には歯を支える骨(歯槽骨)が溶け、歯がぐらぐらになって抜けてしまいます自然治癒はしないので、治療せずに放っておけば、全ての歯を失うことになります。実は、歯を失う原因第1位は、むし歯ではなく歯周病です。

歯周病の基礎知識

かかりやすい病気?

およそ成人の8割が歯周病と言われています。しかし、初期段階での自覚症状が少なく、気付いたときには歯槽骨が溶け始めているということが珍しくありません。ですので、自分で歯周病だと自覚していない人が、かなりいます。

 

治療すれば治る?

進行は止められますが、一度溶けてしまった歯槽骨を完全に元に戻すのはかなり難しくなります。歯槽骨が溶けてしまうと歯ぐきが下がり歯が長くなったように見えるなど、見た目にも問題が出てきます。このように、【自覚症状が少なく、気付いた頃には元に戻れない】のが歯周病です。

 

治療はどんなことをする?

歯周病の原因は歯周病菌と呼ばれる細菌です。実は皆さんもご存知の歯石は細菌の棲み処です。そのため、治療は歯石を除去するなど、お口の衛生状態をよくすることが中心になります。歯石を取るのは時間が掛かるため、通院回数が多くなる場合もあります。しかし非常に大切な治療ですので、しっかり最後まで通って頂くことが重要です。

 

ゴリデンタルクリニック

自覚症状が少ない、一度進行すると元に戻れない、気付いた頃には手遅れ… 本当にとても怖い病気ですよね。歯をさせる骨を溶かしてしまう疾患なので、隣り合う歯2本3本が同時にグラつくこともあります。ゴリデンタルクリニックでは専門のお薬を使って歯周病治療を行っておりますし、歯茎の状態を診て通院期間も調整しております。大人の方は特に、歯科医院で検診を受けることをオススメします。