むし歯の進行 【歯の豆知識】

本日は『 むし歯の進行 』についての情報をお届けします。今日からはむし歯についての記事を上げて参りますので、正しく理解していきましょう!

 

こんにちは。

宇都宮市 馬場通りの歯医者

ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニック 梅原です。

 

本日 7月26日 は、”日光の日”

弘仁11年(新暦820年)、弘法大師が「日光山」を命名したとされることにちなんで制定。元々は「二荒山」と呼ばれていた山を、弘法大師が「にっこうさん」と音読みし、「日光山」の字を当て直したものだとか(※諸説あり)。ゴリデンタルクリニックの隣には二荒山神社があり、日光は少し遠いですが縁のある土地ですね!

 

さて本日は『 むし歯の進行 』についてのお話です。

むし歯の進行

むし歯といっても、その進行状況によって治療方法やその後の歯の寿命が大きく変わってきます。早く見つけられれば削らなくて済むこともありますし、発見が遅れると歯の寿命を短くしてしまうことになります。むし歯の進行度合いはCO(シーオー)からC4のアルファベットと数字で表します。

 

CO

むし歯の進行むし歯になりかけの状態です。この段階で発見できれば、フッ素を使ったり、日頃の習慣(歯磨き、キシリトールの摂取など)に気を遣うことで、健康な状態に戻る可能性があります。状態が良くなるまで、歯科医院で定期的な経過観察をしていきます。

 

C1

むし歯の進行比較的軽度なむし歯ですが、まだ痛みなどが無い状態です。この段階で発見された場合は、むし歯を削ってCR(コンポジットレジン)と呼ばれるプラスチックの材料を使った治療などを行います。 ※削らずに様子を見る場合があります。

 

C2

C2

この段階になると冷たいものや甘いものがしみるといった症状が現れてきます。C1と同じような治療、もしくは大きめのむし歯の場合は型を取って「つめもの」や「かぶせもの」を作ることもあります。

 

C3

C3

むし歯が進行し、歯の内部にある「神経」が細菌に侵されています「神経」を除去し、歯の内部の「細菌」を徹底して除去します。基本的には「かぶせもの」を製作します。また、「神経」を除去してしまうと歯がもろくなり、寿命が著しく短くなります

 

C4

C4

歯の大半がむし歯になってしまった状態です。すでに「神経」が死んでしまい痛みを感じないこともありますが、放置しておくと歯を支える骨が溶けるなど、周囲の歯に影響を及ぼすため、早期の治療が必要です。「かぶせもの」を製作するか、または「抜歯」をすることになります。

 

ゴリデンタルクリニック

ゴリデンタルクリニックでは、普段通っていた頂いているときから何か異常がないかチェックすることはもちろん、初診時や定期検診時にはお口の状態を記録して把握しております。歯周病と同じことが言えますが、大切なのは早期発見・早期治療を行うこと!そのために一番有効な手段は、正しい方法で日々の歯磨きを行うことと定期的に歯科医院を受診する習慣を身に付けることです。お口元が全身の健康に関わることはこれまでの記事にもありましたね!セルフチェックは時間的にも判断にも難しいと思うので、そこはプロに任せましょう!