本日は『 歯周組織再生療法 』についての情報をお届けします。
こんにちは。
宇都宮市 馬場通り
ホワイトエッセンス宇都宮ゴリデンタルクリニック 梅原です。
本日 7月16日 は、”駅弁記念日”
1885年に開業した宇都宮駅で、日本初となる駅弁が発売されたとの記録があることにちなんで制定。お弁当の中身は、”おにぎり2個とたくあん”で5銭だったとか。日本初が宇都宮だなんて、縁がありますね!
さて本日は『 歯周組織再生療法 』についてのお話です。
歯周組織再生療法
歯周病は歯を支える骨を溶かす病気です
歯周病は歯を支えている骨(歯槽骨)を溶かしていき、最終的に歯が抜けてしまう病気です。しかもこれまでは治療によってそれ以上の進行を抑えることができても、一度失ってしまった歯槽骨が再び再生することはほとんどありませんでした。しかし!現在では、歯周治療の技術の発展によって、失った骨の再生が可能になっています。
方法は2種類
失った骨を再生させる方法は主に2種類あります。いずれの方法も手術が必要です。どんな場合でも必ず再生するわけでなく、お口の状態によっては再生できない場合もあるので注意が必要です。
GTR法
GTR法は、歯周病によって骨が失われた部分にメンブレンと呼ばれる膜を覆って空洞を作る方法です。この空洞を作ることによって、時間の経過とともに空洞内の骨が再生していきます。骨が再生(4~6週間程度)したら、膜を取り除くために再度手術をする必要があります(不要な場合もあります)
エムドゲイン法
歯周病によって骨が失われた部分にエムドゲインと呼ぼる薬剤を塗って骨を再生させる方法です。薬剤は骨の再生とともに吸収されていくので、GTR法のように再度手術する必要がありません。